シルキーステッチ（2002年生、母シルクスプライト）

シルキーステッチ（2002年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋一針、一縫い」。毛色は青鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時7歳）と交配したシルクスプライトが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額1,200万円（2.4万×500口）で一口馬主が募集された。

大和田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

6月19日、デビュー戦は伊藤暢康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は394kg。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3歳（2005年）

1月30日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で伊藤暢康騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

3月13日、中5週で迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

4月2日、中2週で迎えた4戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

5月7日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

5月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。