ノボミラクル（2003年生、母パイソン）

ノボミラクル（2003年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したパイソンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地3戦0勝、地方4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の一般C25。

経歴

デビュー前

当歳のとき、鎌田正嗣から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大迫忍によって861万円で落札された。1歳のとき、鎌田正嗣から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

西塚安夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月4日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

4月29日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい16着に終わった。

6月27日、中7週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C25（荒尾ダート1300m 曇/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のナムラパンドラに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中3週で迎えた5戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月6日、中5週で迎えた6戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーテンビから4馬身差の2着となった。

10月3日、中3週で迎えた7戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。