サクセスベラ（1999年生、母ヤグラエリナー）

サクセスベラ（1999年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時9歳）と交配したヤグラエリナーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）田淵牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方24戦4勝2着7回。主な勝ち鞍は2002年の一般C3。

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月1日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。17頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

3歳（2002年）

3月30日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

4月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で常石勝義騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月24日、中8週で馬体重を前走から23kg戻して迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヒカルミョウジョウに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月9日、中1週で迎えた6戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるドラゴンオライオンを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテラプロメッサを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月3日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブルボンスターを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた10戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、3歳A（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳A（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコーワブリザードを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月7日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るビコールシファーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シュンエイゼウスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマノサチブシを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月18日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミズホモエに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた17戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（10戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた18戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、シクラメン賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたミズホモエ決め手に屈してアタマ差の2着となった。

12月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（11戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2003年）

1月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るエムティークルーズを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月13日、約3か月半の休養明けで迎えた21戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、コーヒーマート特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた22戦目は、チューリップ賞（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

5月5日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた23戦目は、鯉のぼり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月17日、中3週で迎えた25戦目は、徳留康豊騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた26戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は蔵重浩一郎騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は徳留康豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月10日、中3週で迎えた28戦目は、一般B3-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳留康豊騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。