アストレアグリーン（1998年生、母アストレアⅡ）

アストレアグリーン（1998年4月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のエブロス（当時12歳）と交配したアストレアⅡが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ガーベラパークスタッド。戦績は、中央平地8戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2001年のエイプリルシリーズ第1戦。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

12月2日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に終わった。

3歳（2001年）

4月22日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

4月30日、連闘で迎えた4戦目は、3歳戦のエイプリルシリーズ第1戦（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のタイトスイセイに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月17日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山本康志騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

12月8日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は減速してしまい15着に敗れた。

4歳（2002年）

1月12日、中4週で迎えた8戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた9戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。