ノースマギー（1983年生、母ユーグランド）

ノースマギー（1983年4月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテユデナム（当時13歳）と交配したユーグランドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地16戦3勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

8月17日、デビュー戦は4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。鞍上は山田和広騎手。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

9月7日、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルヨシーピーエルを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

9月21日、4歳以上400万下の十和田湖特別（函館芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は本田優騎手。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

10月26日、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

11月1日、4歳以上400万下（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

11月16日、牝馬限定の4歳以上400万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手。15頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5歳（1988年）

2月6日、5歳以上400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武田悟騎手。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアグネスハヤテを豪脚で半馬身差し切って勝利を物にした。

2月27日、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武田悟騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヒロノハックに2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

3月27日、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田和広騎手。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

4月9日、5歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月23日、5歳以上900万下の鴨川特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手。18頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい17着に終わった。

5月15日、牝馬限定の5歳以上900万下（京都芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月29日、ハンデ戦で5歳以上900万下の三田特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田和広騎手。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

6月11日、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

6月26日、5歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に終わった。

9月25日、4歳以上900万下の甲東特別（阪神芝1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

10月29日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月26日、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。