シゲルサツマイモ（2015年生、母サンデーストーリー）

シゲルサツマイモ（2015年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋野菜『薩摩芋』」。毛色は鹿毛。種牡馬のトランセンド（当時9歳）と交配したサンデーストーリーが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスウィングフィールド牧場。2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で2着に入った他、2019年の三木ホースランドパークジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スウィングフィールド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

8月6日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1800m 雨/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた2戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で森裕太朗騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

3歳（2018年）

1月27日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

3月24日、中7週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた5戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

4月14日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた6戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

6月23日、中9週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた7戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた8戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。

8月26日、中5週で迎えた9戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2019年）

2月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた13戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウタンヅツに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月30日、中3週で迎えた14戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 雨/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた15戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（5戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月31日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアグリッパーバイオから1馬身3/4差の2着となった。

9月21日、中2週で迎えた18戦目は、清秋ジャンプステークス（中山障害芝3210m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（7戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月19日、中3週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月16日、中3週で迎えた20戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（9戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2020年）

2月29日、約3か月半の休み明けで迎えた21戦目は、春麗ジャンプステークス（中山障害芝3200m 外→内晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で植野貴也騎手（10戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着を確保した。

4月4日、中4週で迎えた22戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で植野貴也騎手（11戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月9日、中4週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で植野貴也騎手（12戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月22日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。