ユキノテンリュウ（1988年生、母ハツコウニセイ）

ユキノテンリュウ（1988年5月25日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のトキテンリユウ（当時9歳）と交配したハツコウニセイが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は坂本健一。戦績は、中央平地5戦1勝、地方15戦2勝。主な勝ち鞍は1990年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

古賀史生厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

7月15日、デビュー戦は本間忍騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は442kg。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって7着に終わった。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて4着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカシワズポストに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳400万下（福島芝1000m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井千明騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳オープン（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井千明騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（1991年）

7月1日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般B2（上山ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1992年）

4月21日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般B1（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般B1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月4日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーイチフジに約12馬身の大差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

7月13日、連闘で迎えた13戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモリノゴコーに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月5日、中7週で迎えた14戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（2戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1993年）

8月16日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた16戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月22日、連闘で迎えた17戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた18戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月22日、中8週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた19戦目は、山田保騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田保騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。