センゴクサファイヤ（1991年生、母センゴクルビー）

センゴクサファイヤ（1991年6月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーパスノーセール（当時9歳）と交配したセンゴクルビーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地18戦2勝2着3回、地方23戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の喜多方特別(500万下)。

経歴

デビュー前

久保田敏夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

5月8日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

6月25日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビッグスマイルにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月10日、中1週で迎えた5戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた6戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ロングアルテミスにハナ差交わされて2着に甘んじた。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のロフティフラワーを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の高山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（4戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

4歳（1995年）

1月14日、中3週で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、サイレントコールに半馬身交わされて2着となった。

2月19日、中4週で迎えた11戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の韓国騎手招待（1）（中山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた13戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、6着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた15戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の喜多方特別（福島芝1800m 曇/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、苛烈なペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして難なく抜け出し、最後は2着のドラゴンブリードに3馬身半の差をつけて2勝目を収める

6月3日、中2週で迎えた16戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は坂本勝美騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（7戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩みのないペースでレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

5歳（1996年）

10月24日、約15か月半の休み明けで迎えた19戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、更別特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた20戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、十勝岳特別（帯広ダート1200m 雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月29日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（1997年）

1月7日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた22戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた23戦目は、初茜特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は秋田実騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた24戦目は、仲春特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた25戦目は、鎌ケ谷特別（船橋ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。4着を確保した。

6月13日、中1週で迎えた27戦目は、夏菊特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のファイブオールに2馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

6月27日、中1週で迎えた28戦目は、水無月特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクティブヒカリから3馬身差の2着となった。

7月16日、中2週で迎えた29戦目は、マルチグレート特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた30戦目は、フェイスフルレイン特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた31戦目は、葉月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月24日、中3週で迎えた32戦目は、サファイア特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた33戦目は、オパール特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた34戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、秋冷特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月3日、中0週で迎えた35戦目は、佐藤正人騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた36戦目は、雪岳山特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は白田日出夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（1998年）

2月13日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた37戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた38戦目は、マルチロマン特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で白田日出夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた39戦目は、弥生特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で白田日出夫騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた40戦目は、ハンデ戦のもくれん特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で白田日出夫騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月1日、中0週で迎えた41戦目は、若葉特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で白田日出夫騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。