スーパーマクレガー（1994年生、母グレースシラオキ）

スーパーマクレガー（1994年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時19歳）と交配したグレースシラオキが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）中山牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着2回、地方7戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の白河特別(900万下)。

経歴

デビュー前

横山崇司厩舎（上山）へ入厩。

2歳（1996年）

5月27日、デビュー戦は荒木孝良騎手を鞍上に据えて、馬体重は496kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオオミアルダンに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、約4か月の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で荒木孝良騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のイイデダンガンに3/4馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

10月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で荒木孝良騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスガノニシキから半馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、3歳（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノカイザーをクビ差制して1着ゴールを果たした。

11月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダイリンカップに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月24日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の3歳優駿（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイヨウカガヤキから半馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の東北サラブレッド3歳チャンピオン（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアプローズフラワーから4馬身差の2着となった。

3歳（1997年）

2月16日、中8週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳G2の弥生賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた11戦目は、3歳G3の青葉賞（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。17頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

4歳（1998年）

4月25日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた12戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。17頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

6月21日、中7週で迎えた13戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の尾瀬特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

7月5日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長く末脚を持続させて、最後は2着のグランドウィンを3/4馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

7月25日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田未崎騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、スプリングマーチにクビ差交わされて2着に惜敗した。

6歳（2000年）

1月16日、約18か月の休養明けで迎えた16戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田未崎騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた17戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったサンライズダイヤにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

2月26日、中3週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下の御宿特別（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は柴田未崎騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。