ファンドリハンター（2005年生、母アラビックナイト）

ファンドリハンター（2005年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋狩人」。毛色は栗毛。種牡馬のコロナドズクエスト（当時10歳）と交配したアラビックナイトが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田忠幸。戦績は、中央平地21戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沖田忠幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって630万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、水戸富雄によって892.5万円で落札された。

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

6月17日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

8月11日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

9月17日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた7戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中健騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた9戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（6戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中4週で迎えた12戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったスカイズザリミットにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

2月23日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、ドモナラズに半馬身交わされて2着となった。

3月22日、中3週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

3月30日、連闘で迎えた16戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田村太雅騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったオタカラボックスにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4月19日、中2週で迎えた17戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で田村太雅騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた18戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（8戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたフジマサルビー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた20戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（10戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた21戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（11戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。