アツキヤマト（2021年生、母メルティーキス）

アツキヤマト（2021年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「熱い+日本国」。毛色は鹿毛。種牡馬のマルターズアポジー（当時9歳）と交配したメルティーキスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2024年の大船渡市観光物産協会賞(C2六)。

経歴

デビュー前

栗田徹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

4月27日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は508kg。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

6月2日、中4週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

7月21日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

9月3日、中5週で迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大船渡市観光物産協会賞（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパリッドキャリアに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月24日、中2週で迎えた5戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイセイシップに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたタイセイシップ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウニコニコを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。