タイキロマネスク（2010年生、母ゲイルマイラブ）

タイキロマネスク（2010年1月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ロマネスク美術」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時12歳）と交配したゲイルマイラブが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額1,200万円（6万×200口）で一口馬主が募集された。

古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月22日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって18着に敗れた。

3歳（2013年）

5月18日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい18着に終わった。

8月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

8月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月2日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の師走特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

12月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4歳（2014年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた8戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。