リキマサル（1985年生、母リデイア）

経歴

デビュー前

3歳（1988年）

9月11日、デビュー戦は高市圭二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 雨/重）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、中野栄治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のホッカイクリスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月22日、中3週で迎えた3戦目は、4歳以上400万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は高市圭二騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上400万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高市圭二騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月17日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

4歳（1989年）

1月16日、中3週で迎えた6戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

4月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の二王子特別（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のフジアローオーに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

5月28日、中5週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた8戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の’89ダービージョッキーズステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るトムマックを自慢の末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を収める

7月15日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上900万下の弥彦特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の月岡特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（2戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

12月10日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上900万下の清澄特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイズミサンシャインを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。