ナンセイスコピオン（2020年生、母イリデッセンス）

Nansei Scorpion

2020.03.20

ナンセイスコピオン（2020年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のDeclaration of War（当時11歳）と交配したイリデッセンスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳。

経歴

デビュー前

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

9月23日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。馬体重は455kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のノンファンジブルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月17日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

3歳（2023年）

2月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹川翼騎手（3戦1勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したオオサキワンダーに半馬身届かず2着となった。

3月8日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦のムスカリ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で笹川翼騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の316.5万円以下（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で笹川翼騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

デビュー前

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

4月21日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番ゲートからスタート。出走取消となった。

11月15日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹川翼騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4歳（2024年）

3月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた8戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、ハイ・ハット賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた9戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二十三（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井章騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクトブルースを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約14馬身の大差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。