オモイノママニ（2006年生、母フェアリージェム）

経歴

デビュー前

1歳のとき、杵臼斉藤牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、西村新一郎によって126万円で落札された。

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

7月26日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

12月28日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。

3歳（2009年）

1月24日、中3週で迎えた4戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

2月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/重）に出走。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったメイケイファルコンにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた7戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

5月3日、中4週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月11日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。