シンキングモヒート（2021年生、母シンキングカミユ）

Thinking Mojito

2021.04.19

シンキングモヒート（2021年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパドトロワ（当時14歳）と交配したシンキングカミユが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は前野牧場。主な勝ち鞍は2024年の駿足長阪スプリント。

経歴

デビュー前

佐藤裕太厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2023年）

12月19日、デビュー戦は岡村健司騎手を鞍上に据えて、2歳戦のポインセチアデビュー（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は449kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3歳（2024年）

1月19日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい5着に敗れた。

8月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた6戦目は、山本大翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本大翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の駿足長阪スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本大翔騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く持ち堪えて、最後は2着のツクバアプローズに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2025年）

7月4日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六イ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は山本大翔騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

9月25日、中7週で迎えた11戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

10月15日、中2週で迎えた12戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、長谷賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したパーティーガールを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

10月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2八九（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2七八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リッキーマキアートに交わされて2馬身差の2着に敗北した。