エデュース（2021年生、母モンクール）

エデュース（2021年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「(才能などを)引き出す」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したモンクールが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は笠松牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2025年のアサガオ特別(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

3月17日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5月4日、中6週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月10日、中9週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月11日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1800m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-3（門別ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮内勇樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で宮内勇樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

11月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮内勇樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4歳（2025年）

4月16日、約5か月半の休み明けで迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮内勇樹騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったナユタに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中1週で迎えた11戦目は、グランシャリオドリーム5（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宮内勇樹騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた12戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム11（門別ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川倭騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月10日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、アサガオ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川倭騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンゼントカガヤクを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシャンアリーズを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム43（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた18戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム49（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた19戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、北海道厩務員会賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた20戦目は、グランシャリオドリーム61（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小杉亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた21戦目は、サイアーライン賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小杉亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた22戦目は、ホクレンパールライス特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は石川倭騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C32 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、しべつ牛乳特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（9戦1勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。