ナイスセレクトワン（2004年生、母インファチュエイト）

ナイスセレクトワン（2004年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋選ばれた＋１」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時19歳）と交配したインファチュエイトが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）高瀬牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

的場均厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月9日、デビュー戦は的場勇人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は526kg。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

7月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のルビー賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったシュクジャンヌに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月8日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。