リンピッドドラゴン（2010年生、母Pem’s Hostess）

リンピッドドラゴン（2010年3月24日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「静かなドラゴン」。毛色は栗毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時7歳）と交配したPem's Hostessが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、地方6戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

福永敏厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2013年）

11月24日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったゴールドマリキヤにねじ伏せられて7馬身差の2着に敗北した。

12月27日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のライオットシールドに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2014年）

4月22日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、一般C3八九（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

6月2日、中5週で迎えた4戦目は、一般C3八九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた5戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、壮絶なハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のカイウンハヤブサに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

8月27日、中8週で迎えた6戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。