ジュウクリュウシン（2005年生、母インデポジット）

ジュウクリュウシン（2005年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋隆真」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時7歳）と交配したインデポジットが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林孝輝。戦績は、中央平地8戦2勝。2008年の若駒ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

12月2日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシングルショットに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2008年）

1月26日、中7週で迎えた2戦目は、3歳オープンの若駒ステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はアインラクスと並んで1着同着となった。

4歳（2009年）

7月4日、約17か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳以上1000万下のライラック賞（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

8月9日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上1000万下の日高特別（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5歳（2010年）

1月16日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた5戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の逢坂山特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り16着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた6戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の尾頭橋特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上1000万下の東山特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴原央明騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の恋路ケ浜特別（中京芝2500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柴原央明騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。