クリノサンダーオー（1999年生、母ツカサチエリー）

Kurino Thunder O

1999.05.06

クリノサンダーオー（1999年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトロットサンダー（当時10歳）と交配したツカサチエリーが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は工藤 信夫。戦績は、地方6戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年のえびの特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、工藤信夫から「熊本市場サラブレッド2歳」に上場され、栗本博晴によって168万円で落札された。

工藤栄一厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2001年）

6月17日、デビュー戦は田中隆仁騎手を鞍上に据えて、2歳（荒尾ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のマイティロックに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月22日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイサンデーから8馬身差の2着に敗れた。

3歳（2002年）

5月7日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンドウェルをクビ差制して休み明け初戦を制した。

5月25日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサンドウェルに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月16日、中6週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、えびの特別（荒尾ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウエイマジックに1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

8月13日、中3週で迎えた6戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。