クイーンチェスト（1987年生、母ファインレディ）

クイーンチェスト（1987年6月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のピユウターグレイ（当時8歳）と交配したファインレディが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂本ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回、地方20戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

7月14日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は436kg。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったナイスパーワーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月19日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月1日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のショウワグループに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（1991年）

4月28日、約8か月の休み明けで迎えた5戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた6戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

6月1日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

10月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg戻して迎えた8戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月25日、中6週で迎えた9戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1992年）

1月3日、中5週で迎えた10戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月18日、中1週で迎えた12戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般B2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた14戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた19戦目は、一般B2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（3戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた20戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般B1ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、K.スィーニー騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/良）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月28日、連闘で迎えた22戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた24戦目は、青木智義騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（8戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般B2ハ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6歳（1993年）

1月3日、中2週で迎えた28戦目は、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。