ペイトリオティック（2000年生、母マストビーラヴド）

Patriotic

2000.02.18

ペイトリオティック（2000年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時13歳）と交配したマストビーラヴドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、地方9戦5勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

出川龍一厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

8月30日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は501kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシャコースピリットに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベルモントバーディをクビ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

12月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の冬苺特別（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。

3歳（2003年）

1月16日、中5週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた4戦目は、3歳オープンの’03ゴールデンステッキ賞（大井ダート1690m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦2勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の立駿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のナチュラルナインに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月12日、中4週で迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

10月3日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた7戦目は、一般C1二三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（5戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

11月10日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた8戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマルマツジェットに4馬身の差をつけて優勝

12月12日、中4週で迎えた9戦目は、トルコ石特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（7戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のノアブラウンに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。