イナダヒメ（2022年生、母スフィンクス）

経歴

デビュー前

2歳（2024年）

10月21日、デビュー戦は福原杏騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るウォーキンを圧倒的な末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月19日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトーケンクミーに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

12月25日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の浦和ジュニアチャンピオン（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原杏騎手（2戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3歳（2025年）

1月9日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦のURAWAなでしこオープン（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で福原杏騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月26日、中6週で迎えた5戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若盛特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のオウジに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

3月20日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの桜花賞（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見所を作れず11着に終わった。

5月28日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のポピー特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ルナフォルトゥーナにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月21日、中7週で迎えた8戦目は、浦和競馬ライブ番組うらわっしょい!特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、秋風月特別（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のトーセンジェミニに1馬身半の差をつけて4勝目を獲得した。

11月26日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦の近いがうまい埼玉の牛肉賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不撓のファイティングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のトーセンジェミニに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。