ハッピーロンドン（2020年生、母ハッピーベリンダ）

ハッピーロンドン（2020年2月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロンドンで幸せに。父名、母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時8歳）と交配したハッピーベリンダが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2023年）

1月28日、デビュー戦は菊沢一樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のリバートゥルーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したロードフォンスにクビ差届かず2着となった。

10月7日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊沢一樹騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、3着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったプラチナジュビリーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

2月17日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したユイノイチゲキを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は菊沢一樹騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

6月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

7月7日、中4週で迎えた8戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシンデレラスマイルをクビ差振り切って久しぶりに勝ち星を挙げた。

10月5日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたベルウェザー決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のセントラルヴァレーをクビ差振り切って3勝目を獲得した。