ウインディポイント（1994年生、母レイズスポート）

ウインディポイント（1994年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイトスポット（当時7歳）と交配したレイズスポートが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。戦績は、中央平地17戦2勝2着2回、地方16戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

9月7日、デビュー戦は牧田和弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサンライズミッシーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月2日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のデピュティスズカをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

12月7日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のエリカ賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したタヤススリーセブンを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月22日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（1997年）

1月25日、中4週で迎えた7戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雪/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2000m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

8月31日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、4歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（4戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた14戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のハッピーレターに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月26日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

4歳（1998年）

6月13日、約7か月の休養明けで迎えた17戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の檜山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

8月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A B（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般A B（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月12日、中3週で迎えた20戦目は、フレンドリーカップ（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1999年）

4月12日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた21戦目は、一般A（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本裕次郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般A（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本裕次郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた23戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般A（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月25日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、かわせみ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2000年）

4月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、春風特別（宇都宮ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月7日、中3週で迎えた26戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた27戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、忘れな草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた28戦目は、ほうせんか特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた29戦目は、秋風特別（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた30戦目は、シラカバ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で粂川京利騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた31戦目は、白菊特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で粂川京利騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた32戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、古賀志山特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月29日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、柴嵜勝騎手を鞍上に迎えて、寒菊特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。