パンタレイ（1986年生、母カネヤマライン）

Panta Rhei

1986.02.16

パンタレイ（1986年2月16日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタカラトウザイ（当時9歳）と交配したカネヤマラインが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内坂本牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1988年）

6月19日、デビュー戦は須崎昇騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

7月10日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で須崎昇騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

10月8日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須崎昇騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で須崎昇騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

10月29日、連闘で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須崎昇騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず5着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須崎昇騎手（5戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた7戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

3歳（1989年）

1月13日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は須崎昇騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須崎昇騎手（7戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた11戦目は、出口隆義騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で出口隆義騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた13戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月18日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ヤマブキコマチに交わされて2馬身半差の2着となった。

3月26日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。