ヒノキノカホリ（2012年生、母アピューリア）

ヒノキノカホリ（2012年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「桧の香りより。桧が長く香るよう血統も」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハイアーゲーム（当時11歳）と交配したアピューリアが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は富田恭司。戦績は、中央平地7戦0勝、地方12戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田恭司から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって105万円で落札された。

田島俊明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月28日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田大知騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月28日、中3週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月23日、中7週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。

3歳（2015年）

2月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は力尽きて14着に終わった。

4月10日、中7週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた8戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

5月22日、中3週で迎えた10戦目は、早田功駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず11着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で早田功駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

6月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で早田功駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で早田功駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で早田功駿騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で早田功駿騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は減速してしまい10着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で早田功駿騎手（6戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた17戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の江戸川区のおいしい小松菜賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀬川将輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀬川将輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。