アサケカペラ（2012年生、母フジノプログレス）

アサケカペラ（2012年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋星名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時15歳）と交配したフジノプログレスが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）友田牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方5戦0勝。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

7月5日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は412kg。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で和田翼騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で和田翼騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田翼騎手（5戦0勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で和田翼騎手（6戦0勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

12月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で和田翼騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に終わった。

3歳（2015年）

3月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田翼騎手（8戦0勝）。15頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田翼騎手（9戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、レモンイエローに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

4月19日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で和田翼騎手（10戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で和田翼騎手（11戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に敗れた。

6月28日、中6週で迎えた13戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。最後は脚が止まってしまい16着に敗れた。

7月29日、中3週で迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のよいまち草特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた15戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のコノハズク特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

8月26日、連闘で迎えた16戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のほととぎす特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた17戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた18戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキツツキ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。