クラシックス（2013年生、母モガミヒメ）

クラシックス（2013年3月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「伝統的な、古典的な」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時18歳）と交配したモガミヒメが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）村田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2018年の一般C2四五六。

経歴

デビュー前

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

1月10日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、非常に緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

3月6日、中7週で迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着を確保した。

8月6日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず9着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けじ魂を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

10月26日、中6週で迎えた5戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったデルマブンザエモンにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したブレッザフレスカにクビ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2017年）

1月26日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2七八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柏木健宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したニュートリノビームを差し切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3月21日、中4週で迎えた10戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月19日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

9月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（大井ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

10月6日、中2週で迎えた13戦目は、瑞光賞（大井ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

11月30日、中3週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のグレイスマロンを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月25日、中3週で迎えた16戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、ノエル賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、5着に終わった。

5歳（2018年）

2月6日、中5週で迎えた17戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四五六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るヴェンデドールを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って2勝目を収める

3月27日、中4週で迎えた19戦目は、花摘み賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた20戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、トゥインクルイッテクルラッキーナイト賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

8月27日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、本村直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2三四五（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた23戦目は、吉井章騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。