ニッセイヒリュウ（1992年生、母ノトテスコ）

ニッセイヒリュウ（1992年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のランドヒリュウ（当時10歳）と交配したノトテスコが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地9戦0勝2着1回、地方45戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の一般C3。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

4月8日、デビュー戦は小屋敷昭騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり16着に終わった。

5月14日、中4週で迎えた2戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月18日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に敗れた。

9月16日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったパシアンに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

10月15日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で宝来城多郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた9戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

12月11日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、山ノ井良浩騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（上山ダート1500m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（1996年）

4月8日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般D1ニ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアリストシチーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた14戦目は、一般D1イ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイゲキシンをクビ差制して勝利を手に入れた。

6月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた16戦目は、佐藤庄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウシングルメから5馬身差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月27日、中3週で迎えた20戦目は、一般C3（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤庄一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月7日、中5週で迎えた21戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤庄一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤庄一郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5歳（1997年）

4月14日、約5か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（9戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、富樫英利騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイキャップから3/4馬身差の2着となった。

5月11日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2ニ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（11戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のプロジェクトチームに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

6月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（12戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2イ（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は富樫英利騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で富樫英利騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中6週で迎えた32戦目は、一般C2イ（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で富樫英利騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1ロ（上山ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で富樫英利騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた34戦目は、おしどり特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で富樫英利騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で富樫英利騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2イ（上山ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（14戦3勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノジェットからクビ差の2着となった。

12月2日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（上山ダート1700m 小雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1998年）

1月4日、中4週で迎えた39戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月4日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C3（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、連闘で迎えた41戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた42戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月25日、連闘で迎えた43戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月23日、連闘で迎えた46戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた47戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月1日、約5か月の休み明けで迎えた48戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C3（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた49戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた50戦目は、一般C3（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた51戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村松学騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた52戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダブルエックスからアタマ差の2着となった。

12月26日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイエロムダンスに1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

7歳（1999年）

1月9日、中1週で迎えた54戦目は、一般C3（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で村松学騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。