ヤナギブロー（2000年生、母ジャストバーニング）

ヤナギブロー（2000年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部より」。毛色は鹿毛。種牡馬のディアブロ（当時13歳）と交配したジャストバーニングが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高橋忍。戦績は、中央平地1戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の2歳。

経歴

デビュー前

成田清輔厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2002年）

10月3日、デビュー戦は石井勝男騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のゴーノムラダイオーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のコルチカム特別（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、かなり遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた3戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く16着に終わった。

3歳（2003年）

3月21日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの内外タイムス盃（船橋ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦の花かいどう特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石井勝男騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。