パスザトーチ（2008年生、母マルターズフィアー）

パスザトーチ（2008年4月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「伝統の灯を後世に伝える」。毛色は栗毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時12歳）と交配したマルターズフィアーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

5月29日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は508kg。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。

6月25日、中3週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月6日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月11日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に敗れた。