リキアイノキセキ（2002年生、母リキアイノーザン）

リキアイノキセキ（2002年5月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は青鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時10歳）と交配したリキアイノーザンが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地18戦0勝、地方5戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D3三。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

8月14日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では超凡な末脚を繰り出し、4着に入った。

9月11日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月30日、中6週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

12月1日、中4週で迎えた4戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3二（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたイブキシントイスモ決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

12月21日、中2週で迎えた5戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D3四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

4歳（2006年）

1月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスミノサンシャインを半馬身振り切って初白星を挙げた。

1月19日、中2週で迎えた7戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C6四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上C7三（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマイメッセンジャーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

3月19日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

5月14日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

8月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の朝里川特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

10月21日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

12月9日、中6週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は西田雄一郎騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

5歳（2007年）

1月21日、中5週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（7戦0勝）。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月3日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

3月10日、中4週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（9戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

10月20日、約7か月半の休み明けで迎えた19戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は的場勇人騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（11戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

6歳（2008年）

1月20日、中5週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（12戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（13戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。