タイセイゴールド（2004年生、母イマラダッシュ）

タイセイゴールド（2004年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋金」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時7歳）と交配したイマラダッシュが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）梅田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方40戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上D1一。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月21日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に終わった。

12月3日、中5週で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

3歳（2007年）

1月14日、中5週で迎えた3戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた4戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

3月4日、中3週で迎えた5戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

5月15日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳F3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月24日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上D5四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したエイトゴーオンにクビ差届かず2着となった。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D4三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリワードオーシャンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

11月15日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上D4二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミネラロジストにアタマ差届かず2着に惜敗した。

12月29日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上D4二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマウントワールドを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2008年）

1月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた14戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

7月17日、約6か月の休養明けで迎えた15戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D5一（姫路ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上D一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大柿一真騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

8月15日、中0週で迎えた18戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパンペルデュに半馬身届かず2着となった。

9月2日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、4歳以上D3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上D4三（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大柿一真騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

10月28日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上D5二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上D4三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は板野央騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったワンダーアチーブに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上D3四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上D4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のスーパーフェニクスをハナ差振り切って2勝目を奪取した。

5歳（2009年）

1月2日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（8戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したロゴスに半馬身届かず2着となった。

2月18日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上D1四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた35戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のロゴスをハナ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月15日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は大柿一真騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた38戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた39戦目は、あかつめくさ賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月28日、連闘で迎えた40戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた41戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（13戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

6月11日、連闘で迎えた42戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹村達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた43戦目は、4歳以上C1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は大柿一真騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた45戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。