スズカサニーサイド（2014年生、母サニーサイド）

スズカサニーサイド（2014年2月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のステイゴールド（当時20歳）と交配したサニーサイドが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）タイヘイ牧場。主な勝ち鞍は2018年の大田川特別(一般C7)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、タイヘイ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって972万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、永井啓弍によって1,026万円で落札された。

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

6月25日、デビュー戦は長岡禎仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。馬体重は404kg。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

11月19日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

3歳（2017年）

2月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3月11日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

6月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

9月3日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は長岡禎仁騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

10月5日、中4週で迎えた9戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のスズレジームに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のニュートラックかみのやま賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた15戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

4歳（2018年）

1月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた17戦目は、フジコマイケルとオンディーヌ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた18戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた19戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた20戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

3月23日、中0週で迎えた21戦目は、けんちゃん厄年吹き飛ばせ記念（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた23戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丹羽克輝騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹羽克輝騎手（12戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた25戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹羽克輝騎手（13戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月22日、連闘で迎えた26戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹羽克輝騎手（14戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のナムラバウアーを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

6月6日、中1週で迎えた27戦目は、大高川特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丹羽克輝騎手（15戦2勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた28戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丹羽克輝騎手（16戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丹羽克輝騎手（17戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で丹羽克輝騎手（18戦2勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

8月8日、中2週で迎えた31戦目は、大千瀬川特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で丹羽克輝騎手（19戦2勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた32戦目は、名古屋モーニングフィーバー11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で丹羽克輝騎手（20戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた33戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で丹羽克輝騎手（21戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた34戦目は、大田川特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で丹羽克輝騎手（22戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のローズクイーンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月28日、中1週で迎えた35戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、壱町田湿地特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。