スピードオブラブ（2017年生、母タイホウパーリオ）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

10月5日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したラッシュアップに半馬身届かず2着となった。

11月3日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったソーユーフォリアに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月28日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3歳（2020年）

2月1日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したラキャラントシスに半馬身届かず2着に敗北した。

2月22日、中2週で迎えた5戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず最後はスリジエと並んで6着同着となった。

5月3日、中9週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、木幡育也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、6着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた8戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したヘライアを捕まえ切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のモノポリーアイズをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月4日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサツキワルツに1馬身半の差をつけて制した。

11月29日、中7週で迎えた11戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのシャングリラ賞（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

4歳（2021年）

3月14日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの房総特別（中山芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月22日、中9週で迎えた13戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラス（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの小金井特別（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

9月18日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの御宿特別（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた16戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に終わった。

12月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの冬至特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

5歳（2022年）

2月20日、中7週で迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラスの大島特別（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた20戦目は、土田真翔騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの尾瀬特別（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのいわき特別（福島ダート1700m 曇/重）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

10月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの鷹巣山特別（東京芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は江田照男騎手（3戦0勝）。18頭立ての17番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

2022年11月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。