トキノワンダー（1995年生、母エスカイヤシロー）

Tokino Wonder

1995.05.27

トキノワンダー（1995年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリードワンダー（当時17歳）と交配したエスカイヤシローが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は藤巻 則弘。戦績は、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の4歳。

経歴

デビュー前

小野寺孝司厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1998年）

2月6日、デビュー戦は鷹見浩騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったハナノスターに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月27日、中6週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不撓のガッツで渋太く粘り続けて、最後は2着のウェストシャークに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（5戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リアルスペクターにハナ差交わされて2着となった。

6月21日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた7戦目は、朝倉実騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

4歳（1999年）

7月25日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、一般C2八九十（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のナカネガッツをアタマ差振り切って休み明けの一戦をモノにした。

8月14日、中2週で迎えた11戦目は、新涼特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（9戦2勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた12戦目は、板橋区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鷹見浩騎手（10戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四五（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で鷹見浩騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。