グッドヴァイブス（2021年生、母インドリヤ）
Good Vibes
2021.03.29
グッドヴァイブス（2021年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ここちよいフィーリング」。毛色は栗毛。種牡馬のシュヴァルグラン（当時9歳）と交配したインドリヤが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C4-3。
経歴
デビュー前
1歳のとき、シンボリ牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、藤田晋によって1,595万円で落札された。
高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2024年）
7月28日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に敗れた。
8月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に57kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のウィンストラテジーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月3日、中1週で迎えた3戦目は、安平RAPSFLOWER賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイセイトリオンフに半馬身交わされて2着に敗北した。
9月17日、中1週で迎えた4戦目は、日胆JA農業応援賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。
10月9日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1600m 内回り 晴/稍重）に57kgの斤量を背負って出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、フクノスナノバラに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
10月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C32 C41（門別ダート1600m 内回り 晴/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。
10月29日、連闘で迎えた7戦目は、一般C22 C41（門別ダート1000m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサバイバルリベラルに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。
4歳（2025年）
1月6日、中9週で迎えた8戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に58kgの斤量を背負って出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の闘争心でゴールまで頑張り、4着を確保した。
2月2日、中3週で迎えた9戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。
2月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
4月13日、中7週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた12戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。
6月29日、中7週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原明良騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。
2024年7月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。