サンドティアラ（2002年生、母サンドピープル）

サンドティアラ（2002年5月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「砂の王冠」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時8歳）と交配したサンドピープルが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

9歳のとき、岡田牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、白瀬盛雄によって74.55万円で落札された。

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,575万円（7.88万×200口）で一口馬主が募集された。

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

4月9日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

7月24日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウヨウソニックを上がり1位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は角田晃一騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4歳（2006年）

1月28日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で大外18番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず15着に終わった。

4月30日、中7週で迎えた7戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

9月3日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

10月8日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（4戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚にキレが無く17着に終わった。