サンポウ（2007年生、母エアジンクス）

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、池谷誠一によって1,092万円で落札された。

2歳（2009年）

7月10日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた2戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

10月20日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウォーハンマーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のいぬわし特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月30日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた6戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のたんちょう特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

3歳（2010年）

4月5日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（4戦1勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

12月31日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

4歳（2011年）

1月21日、中2週で迎えた10戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着を確保した。

2月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十 11イ（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

3月10日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

4月20日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2十二（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

5月10日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のスペリアーモをハナ差振り切って久々に勝利を挙げた。

5月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2五六（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

6月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（7戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のモンテチェルビーノに1馬身1/4の差をつけて優勝

7月1日、中2週で迎えた18戦目は、ヘルクレス座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

8月1日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢野貴之騎手（9戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた20戦目は、やぎ座特別（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で矢野貴之騎手（10戦2勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

5歳（2012年）

5月11日、約8か月半の休養明けで迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C2十五 C3一（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で矢野貴之騎手（11戦2勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で矢野貴之騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ戦の一般C2十五 C3一（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で矢野貴之騎手（13戦2勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた24戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた26戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のベルマンハーバーに8馬身の差をつけて4勝目をマークした。

9月28日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒビキライトに約10馬身の大差をつけて1着ゴールを果たした。