グランパドゥシャ（2019年生、母サダムグランジュテ）

グランパドゥシャ（2019年1月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バレエ用語。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時16歳）と交配したサダムグランジュテが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C2二三四。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月31日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで止まることなく走り抜いたが、勝ったソリッドグロウに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（2022年）

4月24日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

7月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

8月13日、中4週で迎えた5戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2022年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月18日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて、最後は2着のノアブラックに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、東毛酪農63℃賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

4歳（2023年）

3月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から25kg絞って迎えた9戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、幸手桜まつり前日賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

4月28日、中5週で迎えた10戦目は、毎月19日は地産地消の日賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。