アイファーコラソン（2008年生、母ダイアマミー）

アイファーコラソン（2008年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋心臓（西）」。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時11歳）と交配したダイアマミーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桑嶋峰雄。戦績は、中央平地15戦0勝、地方18戦1勝2着1回。2010年のシニスターミニスター賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、桑嶋峰雄から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中正二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

5月27日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストレリチアに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのシニスターミニスター賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の栄冠賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

7月24日、中2週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた4戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（函館芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

8月24日、中3週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた5戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた6戦目は、2歳オープンのターフチャレンジ3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のフレッシュハーモニー特別（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた8戦目は、2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた11戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

3歳（2011年）

1月20日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦の風波スプリント（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

2月8日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で戸崎圭太騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月25日、中8週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で戸崎圭太騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた16戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい10着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ブルーダンシングに交わされて2馬身差の2着となった。

6月24日、中3週で迎えた19戦目は、牝馬限定3歳戦のローズ賞（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（8戦0勝）。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月29日、中5週で馬体重を前走から25kg増やして迎えた21戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のすみだ特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のすすき特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4歳（2012年）

4月8日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から31kg減らして迎えた23戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

5月6日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた24戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり18着に終わった。

8月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月20日、中8週で馬体重を前走からさらに12kg増やして迎えた27戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。13着に終わった。

5歳（2013年）

5月5日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた28戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月7日、中8週で迎えた29戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた30戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の伊万里特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

8月11日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

10月5日、中7週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた32戦目は、3歳以上500万下の飛翼特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。6着に入り込んだ。

12月8日、中8週で迎えた33戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。