ゲイルワン（2003年生、母イーベルリンクス）

Gale One

2003.05.26

ゲイルワン（2003年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋１」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時18歳）と交配したイーベルリンクスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。戦績は、中央平地4戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、田端牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、ビクトリーホースランチから「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、RRAによって2,730万円で落札された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

10月16日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のシベリアンヒートをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月12日、中3週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3歳（2006年）

2月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。