マヤノエイカン（1990年生、母ベイリーフクラウン）

マヤノエイカン（1990年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴライタス（当時10歳）と交配したベイリーフクラウンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）荒井牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

2月7日、デビュー戦は岸滋彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は504kg。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた2戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（小倉芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月1日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンマサオを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月4日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったサンライトウェイに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

9月11日、連闘で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝1800m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

4歳（1994年）

7月24日、約10か月半の休養明けで迎えた7戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の宗谷特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の留萌特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

8月28日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の基坂特別（函館ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で千田輝彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。

10月22日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

12月7日、中6週で迎えた12戦目は、倉知三千紀騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1995年）

6月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から40kg減らして迎えた13戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉知三千紀騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。