フィアレスデザイア（2019年生、母ヒルダズパッション）

フィアレスデザイア（2019年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大胆な欲望。大舞台での活躍を願って。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時17歳）と交配したヒルダズパッションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の一般C2九。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1億5,000万円（37.5万×400口）で一口馬主が募集された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

8月28日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は522kg。18頭立ての7番人気で16番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず17着に敗れた。

2022年9月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月8日、中9週で迎えた2戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた3戦目は、ブルースピネル賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るラヴシックフレイムを驚異的な末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月19日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったメダツヤツに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた6戦目は、C2（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で村上忍騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。