エイユーサブリナ（2022年生、母クイーンオブトロイ）

エイユーサブリナ（2022年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時12歳）と交配したクイーンオブトロイが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は北星村田牧場。主な勝ち鞍は2025年の特編(B五)。

経歴

デビュー前

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月22日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

8月25日、中8週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤懸貴志騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

12月21日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（2025年）

5月24日、約5か月の休養明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、極端なスローペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

7月15日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の特編（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゴールドラブリーを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月8日、中7週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた7戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の悠奈&創平結婚しました記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリケアディンブラに4馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、クラフトビア金沢特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のデルマガーネットを半馬身振り切って断然人気に応えた。