サクラメガチャンプ（2009年生、母サクラメガ）

サクラメガチャンプ（2009年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋偉大なチャンピオン」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したサクラメガが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）新和牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦2勝。主な勝ち鞍は2012年の優駿ビレッジアエル賞(一般C4-4)。

経歴

デビュー前

友道康夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

3月17日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は494kg。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に敗れた。

8月30日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッピーメイカーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中1週で迎えた3戦目は、神楽丘公園賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた4戦目は、白鳥広場賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた5戦目は、天馬街道賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、優駿ビレッジアエル賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のアースワンラブに1馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

4歳（2013年）

4月14日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

12月19日、約8か月の休養明けで迎えた9戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

5歳（2014年）

1月7日、中2週で迎えた10戦目は、なずな賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、ヘラクレス座特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

3月29日、中6週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた13戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、岩手春風レース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた14戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた15戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

5月4日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、花菜好きカーネーションレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

5月10日、連闘で馬体重を前走から20kg絞って迎えた18戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田洋騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田洋騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月25日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千田洋騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた21戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で千田洋騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。