トミノクラッシック（2004年生、母フレンチフルーツ）

トミノクラッシック（2004年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋伝統的な」。毛色は栗毛。種牡馬のディアブロ（当時17歳）と交配したフレンチフルーツが20歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は富岡廣光。戦績は、中央平地6戦0勝、地方33戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富岡広光から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、富岡喜平から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

8月1日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中4週で迎えた2戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルコーセイに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月28日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

10月12日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアカギスターに2馬身の差をつけて優勝

10月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

11月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、2歳戦のサンライズペガサス賞（札幌(地)ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦2勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

12月10日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた7戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。

3歳（2007年）

3月17日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた10戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のはやぶさ賞（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。15着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた11戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のゆきつばき賞（新潟芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた12戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では伸びを欠き18着に終わった。

7月1日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた14戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トシノシーロに交わされて5馬身差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた15戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい4着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた19戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、ベストテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は長田進仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた21戦目は、霜月選抜（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

12月2日、中2週で迎えた22戦目は、ウインター（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた23戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、クリスマスキャロル（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

4歳（2008年）

1月6日、中2週で迎えた24戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、ベストテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月3日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したクラシックジャズを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

2月10日、連闘で迎えた27戦目は、3歳以上C1 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

2月16日、連闘で迎えた28戦目は、3歳以上C1-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は田中直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2月23日、連闘で迎えた29戦目は、3歳以上C1 13（佐賀ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

4月13日、中4週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（11戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた33戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長田進仁騎手（12戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた34戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた37戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は長田進仁騎手（13戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた38戦目は、3歳以上C1-7（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で長田進仁騎手（14戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に終わった。

8月24日、連闘で迎えた39戦目は、3歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で長田進仁騎手（15戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に終わった。