カルメンレデイー（1992年生、母タイヤクイック）

カルメンレデイー（1992年5月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスイフトスワロー（当時15歳）と交配したタイヤクイックが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は田端牧場。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回、地方35戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

7月31日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて3着に終わった。

11月12日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた3戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた4戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のマヤノサンフラワーに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3歳（1995年）

1月15日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定4歳500万下の寒桜賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

2月26日、連闘で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下のはなのき賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

4月29日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったプリンセスヒムカに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた12戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあやめ賞（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた13戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のサンエイサングラスをハナ差振り切って2勝目を掴み取った。

9月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、セプテンバー賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた16戦目は、サターン賞（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、オパール特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、ハッピーナイト賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木竹見騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーキャロルをクビ差制して3勝目をつかんだ。

11月16日、中2週で迎えた19戦目は、3歳戦のリリーカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木竹見騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた20戦目は、銀嶺特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木竹見騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた21戦目は、師走特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木竹見騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップキングから半馬身差の2着となった。

4歳（1996年）

1月21日、中2週で迎えた22戦目は、初春特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木竹見騎手（7戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた23戦目は、白富士特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木竹見騎手（8戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月28日、中1週で迎えた24戦目は、弥生盃（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木竹見騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた25戦目は、春風特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木竹見騎手（10戦1勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月13日、中3週で迎えた26戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、デネボラ賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた27戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、晴嵐特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた28戦目は、麦秋特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月3日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、神無月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木竹見騎手（11戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月29日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた30戦目は、オクトーバー賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（12戦1勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた31戦目は、久保勇騎手を鞍上に迎えて、霜月特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた32戦目は、ノベンバー特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で久保勇騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた33戦目は、仲冬賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1997年）

1月7日、中3週で迎えた34戦目は、初富士特別（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は久保勇騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月3日、中7週で迎えた35戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、アクアマリーン特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月4日、中4週で迎えた36戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンド特別（船橋ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた37戦目は、小瀬良昌騎手を鞍上に迎えて、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた38戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ルビーオープン（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた39戦目は、半杭議騎手を鞍上に迎えて、アマリリス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた40戦目は、カンナ特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた41戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小瀬良昌騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアラシをクビ差制して久方ぶりに白星を挙げた。

9月3日、中1週で迎えた42戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小瀬良昌騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

9月25日、中2週で迎えた43戦目は、コスモス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小瀬良昌騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月17日、中2週で迎えた44戦目は、オパールオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた45戦目は、白菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小瀬良昌騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、中6週で迎えた46戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小瀬良昌騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイエイツートップから1馬身半差の2着となった。

6歳（1998年）

3月5日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた47戦目は、れんぎょう特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で小瀬良昌騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた48戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小瀬良昌騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月16日、中8週で迎えた49戦目は、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小瀬良昌騎手（9戦1勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。11着に終わった。